安曇野から塩尻を抜けて木曽路に入ってすぐの山中にある平沢地区。

ここは漆器の産地として知られ、多くの漆器店が軒を連ねています。

 

伊藤寛司商店は、信州松本産の稀少なうるしを使用して幾重にも手塗りを重ねるという

昔ながらの手法を守りながらの漆器を生産する漆器店です。

現在、海外産や洋塗料の吹きつけによる製品が巷にあふれるなか、真面目に昔ながらの製法で漆器作りをされています。

店の奥に続く中庭を抜けて、古くから使われる土蔵にはたくさんの生産中の漆器が並びます。

漆を塗っては数日乾燥させ、なめらかに研いで、さらに漆を塗って乾燥させて研いで…。

何十工程にもわたる気の遠くなるような作業を職人さんたちが丁寧にこつこつと続ける工房は長い歴史のなか、静かにその様子を見守ってきました。

 

この「古代あかね塗り つぼみ椀」は、穂高養生園の新棟を立ち上げる際に

数ある漆器店や漆器の中から選んだ汁椀です。

小ぶりで持ちやすく、手にしっとりとなじみ、毎日使っても飽きることのないベーシックなフォルム。

古代あかね塗りは信州松本産のうるしに顔料の本朱を調合した、伊藤寛司商店さんオリジナルの黒っぽく品のある色合いです。朱の色は使うほどにほんのわずかずつ色合いを変化させて、手に馴染んでゆき、毎日の生活に一生おつきあいしてくれる製品です。

 

お椀が唇に触れるときの、漆のなめらかな肌ざわり。

シンプルなお味噌汁もこのお椀に入れるだけでごちそうに。

 

※漆塗りの商品は美しい紙箱に入れてお届けします。

※価格は消費税込です。

 

【スタッフから】

漆器は決して手に取りやすい価格ではありませんが、一度使い始めたら一生ものです。

また、実際に工房を訪ねてその生産工程を拝見すると、漆器という器の生産における工程の多さ、精密さに心底驚きます。そして、漆器の価格が妥当で(というか安くさえ)あると感じずにはいられません。

新棟で使用している漆器は、私もおうちで毎日使用していますが、使用方法や手入れにおいてほかの食器よりも気を使うという必要はありません。伊藤寛司商店さんの漆器の肌触り、口当たり、有り様すべてが毎日いただく汁物を豊かにしてくれています。(kumi)

木曽漆器・古代あかね塗り つぼみ椀

¥3,300価格
  • ●使用後は長く湯水につけておかず、すぐに洗ってからふきんで水気を拭いてください。

    ●汚れがあるときは石けん水で洗い、柔らかな綿布でぬぐいとるようにしてください。

    ●直射日光や湿度の高い場所に置くことは避けてください。

    ●割れ、欠け、ひびが入った場合は使用を中止してください。

    ●たわし、みがき粉、食器洗い乾燥機の使用は避けてください。

    ●体質により、ごくまれに天然樹液(うるし)でかぶれる方がいらっしゃいます。

    ●新しい漆器の匂いは米びつの中へ数日入れておくと完全にぬけます。

    ●直火、電子レンジ、オーブン等で使用しないでください。

     

    うるしのしっとりとした深みはお使いいただくほどに末永くあなたの生活にうるおいをもたせてくれることでしょう。

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